VimのプラグインにIndentGuidesというものがあります。
このプラグインの設定でindent_guides_auto_colors
というものがあるのですが、この設定を使っている方がほとんど居ないのではないかと感じました。
IndentGuidesの導入を説明している記事を読むと、READMEで書かれている通りの設定をされています。 たしかに、Vimであれば他に選択肢が無いので仕方ないのですが、GVimを使っている場合は、設定を変えてみると楽になるかもしれません。特にWindowsの場合、GVimを利用されている方が多いと思いますし。
IndentGuidesEven
とIndentGuidesOdd
を使って直接色を指定していると、カラースキーマに合わないこともしばしば。
私のように、気分でカラースキーマをコロコロと変更するタイプには辛いものがあります。そこで使いたいのがindent_guides_auto_colors
です。
indent_guides_auto_colors
は自動でインデントの色を彩色してくれる設定です。1
で有効、0
で無効です。
README通りに設定をすると0
を設定するので無効化することになります。
indent_guides_auto_colors
を有効にすると、indent_guides_color_change_percent
というパラメータも設定することができます。
このパラメータはGVimの背景色を基準として、背景色とインデントの色差を自動的に計算して表示してくれます。 つまり、カラースキーマに合わせてインデントの色を設定してくれるわけです。
.gvimrc
の設定例は以下です。indent_guides_color_change_percent
は3~15
の範囲で設定すると良いと思います。
" .gvimrcの設定
" GVim起動時にIndentGuides有効化
let g:indent_guides_enable_on_vim_startup = 1
" IndentGuidesの自動配色を有効化
let g:indent_guides_auto_colors = 1
" インデントの自動彩色での色差のパーセンテージを設定
" 背景色を基準としていて、値が大きいほど背景とインデントの色差が広がる
let g:indent_guides_color_change_percent = 3
GVim + IndentGuedsを使っている方は試してみてください。