現場でphpで古いシステムの改修をしていて、どうも思ったとおりの結果が出てこず、非常に焦りましたのでメモを残しておきます。
in_arrayを利用して判定している箇所があるのですが、
要素にnullが入ってしまうパターンがあり、in_arrayの判定で、想定していない結果が返ってきていました。
in_arrayでの値の判定は、通常の場合==と同様の処理になります。つまり、0とnullは同等になります。
ですので、配列にnullやfalseを検索値として指定する場合は、in_arrayの第3引数に$strict = trueを指定して、型も確認する必要があります。
$arr = array(null, 1, 2);
var_dump(in_array(0, $arr)); // --> bool(true)
var_dump(in_array(0, $arr, true)); // --> bool(false)気づいてしまえばなんてこと無いのですが、原因の特定にかなりの時間を掛けてしまいました。反省です。
こんなことにならないようにin_arrayには常に第3引数を指定しましょう。
array_search、array_keysも$strict = trueが指定可能です。