2017-02-03

tobijibu

keyhacに乗り換えるかどうか

普段、家ではMacを使っており、Karabinerを使ってキーバインドを変更しています。そのKarabinerですが、最新OS Sierraでは対応していません。

オリジナルのキーバインドに慣れてしまっている私は、キーバインドが使えなくなるのは辛すぎますのでSierraへのアップデートは控えています。

Sierraリリース直後は、「Karabinerもそのうち対応するだろうし、対応してからアップデートすれば良いか」と楽観的に考えていました。それから数ヶ月経ちますが、まだ対応の情報はありません。

Sierraにアップデートしなければいけない理由も無いので、大きな問題ではありません。ただ、何故かふと何年か前の騒動を思い出しました。


それは当時、またWindowsXPが主流だった頃、Vistaが何となくコケて、Windows7が徐々に広がり始めてきた時期です。

Windowsでも今と同じように、あるソフトを使ってキーバインドを変更していました。『窓使いの憂鬱』(通称mayu)です。(厳密にはWindowsでキーバインドを変更していて、それに慣れてしまったのでMacでKarabinerを使っているというのが正しいのですが)

mayuは細かい設定も出来る上に使いやすく、他のソフトとの干渉もほとんど無くて、かゆい所に手が届くそんなソフトでした。

そんなある日、mayu使いたちに衝撃が走ります。"mayuの開発を終了します。Windows7では動作しません。"

mayu使いたちは、キーバインド変更ソフトを探して彷徨います。不幸中の幸いか、いくつか候補が見つかります。のどかに辿り着く人。YAMYに惚れ込む人。俺はmayuとXPを使い続けると宣言する人。そして私はkeyhacに巡り会いました。『窓使いの憂鬱』が使えなくなってからずっと『keyhac』が相棒です。


無価値な回想でノスタルジーを感じた私は、keyhac開発元のcraftwareへ行ってみました。そういえば昔はCraftLaunchや、内骨格にもお世話になりました。pythonも分からないのに、設定ファイルは毎日弄っていたような気がします。

どうやらkeyhacはSierraでも動きそうです。Karabinerから乗り換えてみようかなと思った一日でした。